子供の夢と親の度量

「将来は、ママみたいな美容師になる」

と決めている次女(10歳)は、妻の店(自宅1階)の掃除を手伝って「修行」しています。

もっと他に、今からできることはないかと考えた挙句

「今日からママのこと『店長』って呼ぶね!」

と宣言し、妻に即却下されていました。

長女(13歳)は「人を助ける仕事がしたい」と、医療や教育の業界を目指しているみたいです。

僕自身が対人援助職の喜びも苦労も知っている分、色んな感情になりますが、親の姿を見てくれているという意味では嬉しいです。

ただ、もっともっと色んな人と関わって、色んな世界を知って、色んな仕事を知って、僕のみすぼらしい猫背よりもっと広くて真っ直ぐな誰かの背中を見て、自分らしい夢を描いて欲しいなとも思います。

その時、親として大事になるのは「子供の夢を受け入れて、応援できる度量」のような気がします。

ついつい大人の目線・親の立場が邪魔をして「子供のありのままの夢」を受け入れられません。

僕自身、中学生の頃「警察官になりたい」と親に伝えた時

「やめときんさい、あんたは虚弱体質じゃけぇ」

とたしなめられたのを思い出します。

親なりの考えがあったのかもしれませんが、当時の僕からすると、平気で子供の夢を拒絶する親の態度が許せませんでした。

確かに、、すぐ熱を出していましたが、、、

妻は8歳から「美容師になる」と決めていたそうです。

両親さんは「いいねぇ、どうせなるんなら、自分の店を構えるくらいになるといいね」と言ったそうです。

結局、今その通りになっているのですごいです。

僕の親がダメだったというわけではないです。

親に反対されても警察官になりたい夢を追いかければよかっただけで、親の言葉に翻弄される程度の夢の大きさだったのでしょう。

逆に、あの時諦めたことで今の素晴らしい仕事に巡り合えたので、諦めて良かったです。

ただ自分が親になった今、子供の将来の夢が何にせよ「とことんやりんさい」と言えるようでありたいと思っています。

今はまだ言える自信がないので、親として成長していかねばというところです。

自分のキャリアがそうであるように、5年後10年後に何しているかなんて分かりません。

まさに”プランド・ハップン・スタンス”で、偶然の巡り合わせをどうポジティブに解釈して次なるキャリアに繋げていくかが大事です。

でも、せめて子供のスタートは「小さい頃描いた夢」であってもらいたいなと思います。

ってまだ、10歳と13歳なんですけどねw

取り留めなくなってきたのでやめますが、とりあえず、店の掃除を手伝う次女は可愛いです♪

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