メルマガ発行しました

2023年3月21日号のメルマガを発行しました。

本編だけブログにて紹介いたします。

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【本編】「ingで励ます」

さて今回は若干、書籍の宣伝になってしまいますw

本の中では、障害者の方への「関わり方」や仕事の「教え方」について触れていますが、その中でも「褒めて関わる」ことの大切さにも触れています。

今回は「褒めること」そして、謎めいた「ingで励ます」というワードについて一緒に考えていきましょう。

※書籍も本メルマガも「障害」とは障害者”個人”ではなく、”社会”の側が作り出しているという「社会モデル」の考えに基づいて書いています。また、さまざまな障害種があることも理解した上で「障害者」と表記しています。

学校でも企業でも、「教育」においては指導者や周囲の人たちが「褒めること」を求められます。

私が考えるに「褒めること」の良さとは2つあります。

1 自分に指導力がつく
2 相手に自信を与える

1 自分に指導力がつく から見ていきましょう。

相手を褒めるには、こちらもよく相手を観察する必要があります。見てないこと、分かってないことをうわべだけ褒めても、相手には何も響きません。
私たち指導者サイドは、褒めるために意図的に行動する必要があります。

では「1日3回、褒めよう」と目標を定めたとします。
相手の頑張りを観察しようと自分にも言い聞かせます。ほどなく「あれ、褒めることって意外に少ないなぁ」と気付かされます。

ある程度ルーチン化された日々においては、目の前には当たり前の光景が広がっていますから、「褒めること」にも気づかないのです。

だから私たちは「褒める種」を撒かないといけません。相手の力量を把握し、「これであればやり遂げられるだろう」という仕事を与え、褒めるのです。

褒めることで相手の行動は加速します。教えたことが行動につながり、行動が成果に繋げるまでが、私たちの「指導力」だと考えます。

だからどうやって「褒める種」を蒔くか考えることは、自分の指導力にもなるのです。

次に、2 相手に自信を与える です。

誰しもそうですが、仕事を褒められると自信が湧きますよね。

「自己効力感」を研究したカナダの心理学者 アルバート・バンデューラも「社会的説得」という言葉で「褒めることが相手の自己効力感(自信)を高める」と述べています。

褒められる側からすると、「自分の頑張りを見てくれている」という気持ちになりますし、仕事に対する意義や価値も見出せます。

さて、障害者の方についても考えてみましょう。

社会にあるさまざまな「障害」が困難さを生み出している中で、彼ら彼女らが何かを「やり遂げる」「成し遂げる」ことが難しい場面に多く出くわします。
言い換えると「できないこと」の多さに気付かされるのです。

一方で、わたしたちは慣習として「やり遂げた」「成し遂げた」人を評価・賞賛します。

つまりは、やり遂げることが難しい中でも一生懸命に前に進もうとするプロセスにはあまり目が向けられないのです。

また本人も、あまりにもやり遂げることが難しい場面が多いと、そもそも頑張って取り組むことに自信をなくすかもしれません。

だから「褒める」ことで、自信を高めることが大切なのです。

「褒めるのが大事なのは分かった。ほいじゃがどうやって褒めるんや?もっと具体的に言ってくれーや」

と聞こえてきそうですので、最後に今回のタイトルでもあり書籍でもチラッと書いている「ingで励ます」について触れて終わりにします。

私たちは親や先生から褒められる際に「よくやったね」「頑張ったね」「偉かったね」と言われてきました。

何かに気づきませんか?

全て「過去形」なのです。

先ほども「やり遂げた」「成し遂げた」時に褒めるのが慣習と言いましたが、それらも全て「過去形」です。

極端な話、頑張って頑張って頑張っても「できなかったこと」は褒められないのです。

そこで提案するのが「ingで励ます」です。

「できているよ」「頑張っているよ」「その調子」

と「進行形」で励ましていくのです。

進行形で励まされると、相手は仕事が前に進んでいる実感を得られます。

「見てくれているから頑張ろう」「これをやり遂げたら、もっと褒められるかも」と思ってももらえるのです。

励まされると行動も加速しますから、やり遂げられる確率も高まります。「よくやったね」という過去形で誉めることにも直結するのです。

「結果が全て!」という考えは、ビジネスにおいては非常に大事ではありますが、結果につながる行動を促すことに責任をもつのも、指導者には大切なのです。

少々長くなりましたが「ingで励ます」という指導のtipsが少しでも皆さんの指導にお役立ちできると幸いです。

さあ、新年度がきます。

期待に胸を膨らませた新人さんがいっぱい入ってきてくれますね。

ぜひ、成長実感が得られるような「褒める方」を取り入れつつ、かと言って甘やかさず、厳しく、そして楽しく教育してください!

ではまた次回のメルマガでお会いできるのを楽しみにしています!!
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