「立教大学大学院教授 中原淳先生を囲んで『大人の学び』について考える会」に参加させてもらいました。
中原先生の著書「働く大人のための『学び』の教科書」(かんき出版)をもとにした意見交換会です。
10人弱という贅沢すぎる学びの時間でした。少しだけ学びのお裾分けをさせてもらいます
(僕の理解の範囲で記しています)
◯reflectionについて
・過去ー現在ー未来を繋ぐストーリー作りにはreflectionが必要
・とはいえ、reflectionは好きじゃない人が多い
・ただ「転機」には振り返りが大事になる
・振り返りで大事なのは、feedbackとdocumentation(記録)
・何が起きて、何に気付いたのか
◯feedbackについて
・鏡に映る自分を見るイメージ
・思い描く自分と現実の自分を一致させる(self awareness)
・feedbackは自分からとりにいく。ベテランになるとネガティブなことは言われなくなる(先生は学生に呼ばれると必ず出向くようです。そこで若者からみた自分の姿について訊くのだそうです)
・どんなfeedbackも一旦は飲み込むこと
◯学習について
・プロジェクト×仲間×締め切り、の3つで成長を促す
・デジタル人材の育成も、知識にインプットよりもいきなりなにかプロジェクトにアサインした方が成長する
・何を学ぶか(what)は陳腐化する。誰と一緒に学ぶか(with who)は、学びとして残っていくもの。
◯キャリアについて
・内的キャリア(職位など)と、外的キャリア(働くことの意味づけ)がある。
・キャリアについては生きていく限りずっと考えることになる。
その他、unlearning(学びほぐし)やOJTについての見解についてのお話もありました。
人に何かを教える、伝える立場である以上、自分自身も学び続けないといけませんね。
僕も学び続けます。
※集合写真。前列右から2人目、Sさんのお子さんと戯れる子供みたいなおっさんが僕です。
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