2/20(月)、日本キャリアデザイン学会さんが開催された「キャリアデザインライブ」に参加させてもらいました。
ソニーグループで組織開発アドバイザーでDE&I推進統括部長などを務められている望月さんと、ソニー希望・光(以下:SKH)の代表:大庭さんが登壇されたライブのテーマは
「ともに働き、ともに学ぶ社会に向けて ―障害者雇用の可能性と未来―」
望月さんからお誘い頂いたので、「これは会場参加せねば!」と会場の法政大学まで行ってきました。(厚かましく懇親会にも参加させてもらいました)
「障害者雇用」の在り方を問い直す議論は非常に聞き応えありました。
ソニー創業者の1人、井深さんが言われた
「障害者だからという特権なしの厳しさで」
「健丈者(原文ママ)の仕事よりも優れたものを、という自負で」
を念頭に”仕事を通した自立の追求”を、50年前から実直に貫くソニーさんの気概には心震えました。
中でも印象的だったのは、SKHでテレワーク推進に取り組んだ際のお話。
コロナ禍において、PCに触れたことがない社員さんに、情報セキュリティ研修、PC操作などの基礎教育を数ヶ月かけて進めた上で、テレワーク環境を整えたそうです。
ソフト面での「環境整備」の必要性と有効性を強く感じられるエピソードですが、それ以上に大庭さんの「”できるのはこれくらい”といった枠をとっぱらえた」といった旨のお言葉は、人の可能性は自他の捉え直しでいかようにも伸ばせるんだなと勇気づけられました。
望月さんのお話では、組織づくりでの「対話」の必要性を多角的に捉えられていました。
ソニーさんのようなグローバル&コングロマリットな巨大企業でも、地道な”対話”を大切にされているのは非常に示唆に富んでいました。
組織を作り事業を前に進める上で、いかに”人への投資”が大事かを物語っているようでした。
質疑応答では、高揚感からか気がついたら手を挙げていましたw
教育に携わっている身としては、頷きまくりメモしまくりの1時間半でした。
ありがとうございました!
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