月1回、日曜日の朝にオンライン勉強会を開催しています。
その名も「にちようさはんじ」
参加費は無料ですが、僕の個人的な恩送りとして「参加者×500円」を障害者支援施設や支援団体に寄付しています。
今回は「ストレングスモデル」についてチャールズ・A・ラップの書籍から考えました。(参考:「ストレングスモデル ー精神障害者のためのケースマネジメントー」チャールズ・A・ラップ、リチャード・J・ゴスチャ)
(告知が遅かったため参加者少なめでしたが、それでも来てくださりありがとうございました!)
「ストレングスモデル」の趣旨としては、障害のある方の「ストレングス(強み)」に焦点を当て、その方の希望や夢の実現に向けた支援に繋げるというものです。
ストレングスには、「個人のストレングス」と「環境のストレングス」とがあります。
「個人のストレングス」の要素として、願望・能力・自信とあり、それらを掛け合わせたものが、希望や夢の実現の「可能性」となります。
大事なのは”0”にならないよう何かしらの要素を見つけることですね。掛け算なので。
また、環境の要素も大事だよというのが「ストレングスモデル」の特徴です。「環境のストレングス」には、資源・社会関係・機会とあります。
自分の強みと、周りの資源なり機会なりを融合させると言う視点は、「障害の社会モデル」とも通じる部分ですよね。
障害者活躍の場面でも”その人の強みを生かす”というスローガンを掲げるところが多くありますが、「ストレグスモデル」による強みというのは、才能だけでなく、願望や自信、さらには関わる人や物も強みに含まれるというのは、知っておいても損ではない視点だと思います。
また、「ストレングスモデル」には6つの原則があります。どれも、本人のリカバリーやエンパワメントにおいては、そうだろなというものですが、「ワーカーとクライエントの関係性が根本であり本質」というのは、対人援助において折に触れて立ち返るべき基本だなと感じました。
勉強会の中では、「ストレングスモデル」のフレームワークに僕個人のストレングスを書き出して遊んでみましたw
今日もありがとうございました!!
※お時間あれば、別撮りしたyoutubeもご覧ください。
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