支援事例

支援事例
各社様へのご支援について紹介します

障害者雇用の課題は、企業によってさまざまです。
経営戦略上の位置付け、トップの理解度、現場の理解度・受け入れ意識、障害のある社員ご本人の意欲──つまずくポイントも、悩みの深さも異なります。

弊社では、
「手探りで進めているけれど、これでいいのか…」
「どう進めたら現場が前向きになれるのか…」
といった担当者の声に耳を傾けながら、企業に寄り添う支援を行っています。

ここでは、実際に支援させていただいた企業の取り組みをご紹介しています。
貴社に近い課題があれば、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

事例1:採用部門向けコンサルティング(候補者増に向けて)

採用戦略策定および実行支援:自動車メーカー様(従業員:30,000人)

課題
障害者の採用を進めていたものの、受け入れ先が一部の部署に偏っており、採用の幅が広がらないことに悩まれていました。現場との温度差も大きく、どこから手をつけるべきか迷っているご様子でした。

取り組み
現場ヒアリングを通じて、採用の要件や現場の不安を整理しました。その上で、新たな採用チャネルの方向性を提示し、実行まで伴走しました。経営層とも連携し、現場に伝わるメッセージづくりを支援しました。

変化
これまで採用が難しかった部署にも受け入れへの理解が進み、エントリーの件数や質にも変化が見られるようになりました。「これまでよりも多くの候補者と出会えた」と担当者からも嬉しい声をいただいています。

事例2:指導員向け1on1支援

従業員エンゲージメント向上および人材育成:エネルギー系メーカー様(従業員:15,000人)

課題
障害のある社員に関わる“指導員”の方々が、日々の接し方や育成の進め方に悩みを抱えていました。特に「指導がこれで良いのか分からない」「自信がない」といった声が出ていました。

取り組み
某事業所におられる指導員10名と、1on1形式で定期コンサルテーションを実施。現場での困りごとを丁寧に言語化しました。具体的な関わり方の工夫や、少し先を見据えた視点も含めて、一緒に整理していきました。

変化
「障害のある社員に成長を感じてきた」「関わるのが以前よりも楽しくなってきた」という声が増え、指導員の方々の安心感や自信が高まった印象があります。
結果的に、関わられた障害者の方も、より自然に力を発揮されている様子が見られました。

事例3:インターン制度立ち上げ支援

社内インターン制度導入にむけた検証と実行:素材メーカー様(従業員:7,000人)

課題
採用はできていたものの、実際に働き始めてからのミスマッチが続き、「このままでいいのか」といった不安が現場から出ていました。

取り組み
社内インターン制度の構築を提案し、現場ヒアリングを重ねながら、受け入れ体制や期間・評価方法などを整理しました。外部支援機関とも連携して、制度として機能するよう伴走しました。

変化
インターンを通じて「どんな方が合うか」の見極めがしやすくなり、採用後のギャップも少なくなった印象があります。
現場からも「受け入れる前に準備ができるのはありがたい」との声をいただいています。

事例4:社内相談員向けのスキルアップ研修

社内相談員の教育スキル向上支援:食品メーカー様(従業員:17,000人)

課題
障害のある社員の支援を担う相談員の方々から、「知識はあっても、実際にどう支援すればよいか分からない」といった声が上がっていました。

取り組み
オンライン形式で、障害理解の基礎から合理的配慮、日々のコミュニケーションの工夫までを体系的にお伝えしました。講義だけでなく、演習や振り返りの時間も重視しました。

変化
「知識が行動につながった」「自信を持って話せるようになった」というフィードバックが多く、研修後の相談対応に落ち着きが出てきた印象があります。

事例5:障害者雇用担当者研修(グループ間連携)

グループ各社の障害者雇用担当者の雇用課題解決:電機メーカー様(従業員:28,000人)

課題
本社とグループ会社それぞれに担当者がいるものの、やり方や考え方に差があり、情報共有も限定的でした。

取り組み
事前アンケートを通じてニーズを把握し、「採用」「現場理解」「定着支援」という3つのテーマで全体研修を設計しました。グループディスカッションを中心に、ノウハウや悩みを共有する場をつくりました。

変化
「他社・他部署の動きを知れて安心した」「うちでもできそうなことが見つかった」といった声が多く、担当者間のつながりが生まれた印象で、グループ間の横の連携も、少しずつ進み始めた様子が見られました。

事例6:マネジメント層向け研修

マネジメント層の障害理解促進:薬品メーカー様(従業員:3,000人)

課題
DE&I推進の方針はあるものの、経営陣を含めて、障害者雇用が“重要な経営課題”として認識されているとは言いがたく、管理職層にとっても、障害のある社員との関わり方がまだ遠い印象がありました。

取り組み
単なる法令説明ではなく、「なぜ企業として取り組むのか」「管理職としてできることは何か」といった問いをベースに、対話型の研修を設計・実施しました。

変化
「思っていたよりも身近な話だった」「職場づくりの視点で考えられるようになった」といった反応があり、参加者の“納得感”が伝わってきました。特に、経営層の一部からも『事業として向き合うべきテーマ』という意識が芽生え始めたことは、大きな一歩と感じています。
現場レベルでの理解が、少しずつ土台として育ってきているように思います。


似たような課題でお悩みですか?ぜひお気軽にご相談ください。


支援実績

自動車メーカー(従業員数30,000人)
エネルギー系メーカー(従業員数15,000人)
食品メーカー(従業員数17,000人)
製薬メーカー(従業員数3,000人)
電気メーカー(従業員数28,000人)
素材メーカー(従業員数7,000人)
エネルギー関連(従業員数1,000人)
メーカー(従業員数18,000人)

セミナー

明治ホールディングス 様
資生堂 様

自治体・各研究団体主催セミナー

千葉県障害者雇用サポート事業
大阪府臨床心理士会
OTD研究会

お客様の声

障害者雇用に関して、どんな課題がありましたか?
・チャレンジド支援員の知識量、学ぶ意欲、熱意などに大きな差がある
・今後の雇用率アップに向けて更なる「共に働く」風土醸成が必要
・雇用の質の向上にむけ、各事業所の担当者が自信をもって日々のチャレンジド支援を行う必要がある

弊社の研修に何を期待されていましたか?
汐中さんの教師としての経験・知見をいかしたチャレンジド指導方法の伝授

研修を受講され、社内でどんな効果が期待できそうですか?
・初めてチャレンジドの支援をする従業員や、初めて部下にチャレンジドをもつ管理職の学習動画になると感じています
・今支援を行っているメンバーの指導方法や声かけの仕方、トラブル対応等のレベルアップ

プロジェクトを進めさせて頂いていますが、私(汐中)の印象はいかがでしょうか?
汐中さんが教員という立場でなく、ひとりの起業家として、学校だけでなく、色んな企業、団体との間に入って頂きながら、それぞれをつ なげていってくれるおかげで、社会的なつながりや人脈の広がり、新たなビジネスの創出につながることが出来ています。汐中さんが一所懸命に活動してくれるおかげで、色んな可能性の広がりを感じさせて頂いており、ワクワクさせてもらっています。とても謙虚な姿勢で接するお人柄と、ときに熱い夢を語る姿が素直にかっこいいと思えますし、いい意味でギラギラしていないところが多 くの人からの信頼を集めているのかと思います。空手家であり、僧侶であり、元教員、元バンドマン、中小企業診断士且つ公認心理師など、色んな肩書と経歴をお持ちの汐中さんは、ご自 身が興味ある分野をとことん極めることが出来る方で、クラスにひとりくらいはいる、スポーツも勉強も趣味もなんでもできる人で周囲か ら嫉妬と羨望の的とされる方です。(笑)