【コラム】「相談」と「共有」の相性がいい
来週から新社会人が入社してくるこの時期、ふと思い出したことがあります。
一緒に仕事をしていく上で「ほうれんそう」は大事ですが、若手の方々に関しては、「相談」のあとの「共有」がめちゃ大事かもということです。
教員だった頃、後輩から指導実践についての悩みを「相談」されることがままありました。
自分も同じように悩んだ経験があったので、できる限りのアドバイスを伝えます。
(君はどこまでやったのか、今後どうしたいのか、と、詰め気味でしたが…笑)
後輩は「ありがとうございました、やってみます」と言って、現場に戻っていきます。
一方で、少しだけ残念だったのは、その後どうなったのかを「共有」してもらえることが、ほとんどなかったことです。
アドバイスをした以上、自分もその指導実践の一端を担った感覚になります。
だからこそ、その後うまくいったのか、どうだったのかが、ずっと頭の片隅に残ります。
感謝してほしいわけではありません。(いや、ちょっとして欲しいけど)
でも、一言「共有」があると、「教えた甲斐があったな」と思えるし、次に活かせる学びになるのになぁと思うのです。
かつて一人だけ、
「汐中先生から教えてもらったことを実践してみました。こういう成果がありました。一方で、こんな課題も見つかりました。」
と、「共有」をしてくれる後輩がいました。
その一言があるだけで、こちらも追加のアドバイスができますし、うまくいったことはノウハウとして積み上がっていきます。
なにより、そうやって「共有」してくれる後輩は、やっぱりかわいいので、もっといろいろ教えたくなります。
「相談」は気軽にしていいと思います。
新人の特権は、「わからないことをたくさん聞けること」だと思います。
その上で、「相談」に乗ってもらった相手に対して、その後の「共有」ができる人は、圧倒的にいろんな情報を先輩から得られる存在になるはずです。
成長できるかどうかの分岐点って、こんなちょっとしたことかもしれません。
といいつつ、僕も仕事上の悩みを先輩起業家の方に「相談」することもあるので、ちゃんと「共有」できていたかなと、自省しています。
新年度直前に、そんなことを考えた春の日でした。
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