手話を学んでいます
2025年5月から、毎週1回,2時間、熊谷市主催の手話講座に通っています。
この仕事をしていると「手話ができる人」と思われることが多いのですが、できません。
聞こえない人と関わることも多いのですが、その度に、手話ができないことにもどかしさを感じていました。そこで意を決して(というほど大袈裟なものではないですが、、、)、講座に申し込みました。
私が通っているのは初級編で、手話に興味があるとか、手話を使って会話してみたいという人たちが通っています。(とはいえ、すでに皆さん結構、手話を知っておられて、私はなかなかの劣等生 笑)
全20回の講座で、毎回先生2名、生徒10数名と一緒にテキストに沿って学んでいます。
講座とは別に、熊谷市ろう者協会の会長さんによる講演会もありました。手話通訳士の方に同席いただきながらお話を聞きましたが、初めて知ることも多くとても勉強になりました。
特に、かつては聞こえない人たちの中でも手話が禁止された時期があり、口話を強制的に学ばされていたということでした。なので、学校が終わると、友達は遊びに行ったり習い事に行ったりしている時間帯を、聞こえない人たちは、口元を読み取る練習など、聞こえる人たちのコミュニケーションに順応するトレーニングをひたすらにしていたと伺いました。
今のD&Iの流れからは考えられないのですよね。でも事実、そういった過去があったようです。
折しも2025年6月に「手話施策推進法」が成立・施行されましたし、2025年11月にはデフリンピックが東京で開催されます。
デフリンピック東京2025 https://deaflympics2025-games.jp/#gsc.tab=0
手話を学ぶにはいい時期に入門したなと思います。手話でコミュニケーションがより豊かになる日を思い描きながら、しっかり学びたいと思います。

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