素因数分解型コミュニケーション
昨日の記事でご紹介した
”自分発で「楽しい」の連鎖を起こす”
という言葉にやたら心に響いています。大好きです。
自分はまだまだその「連鎖」を全く起こせていないのですが、「連鎖」は組織なり社会なりの「変革・改革」に向かうと思っています。
どうやったら、自分や他人の楽しいは「連鎖」していくのでしょうか。
ちょっと考えてみました。
まず自分が楽しいか楽しくないか、相手が楽しいか楽しくないか、の2軸マトリクスにて、各象限の課題感を見つけます。
まずもって「対話」がベースにあることは疑いないかなと思います。
一旦のゴールは第一象限に置かれるかなと思うのですが、「自分も相手も楽しけりゃそれでいい」わけではなく、いかに周囲を巻き込めているかの「巻き込み確認」があってこそ、大きな変革に向かうのかなと。
その下にいってみましょう。僕が陥りがちな「自分は楽しいけど、相手が楽しいと思っていない」パターン。
これは「自分発」ではありつつも、他者からの共感がなく「連鎖の種」が生まれてない。だから、傾聴が必要です。
左上。ここは、相手の「楽しい」に自分自身が共感できていません。そもそも気が合わない人かもしれないので、無理に迎合する必要はないですが、「自己開示」してみることで「なんや、あんたそんなこと思っとったんか」と楽しさに昇華する可能性はあります。
さて最後の難所「自分も相手も『楽しくない』」パターン。
一瞥する価値もなさそうですが、「連鎖の種」の多くはここに放り込まれている気がします。
何かしらの共通項の中に「楽しさ」があるかもしれんのに、脊髄反射的に「これ、つまらんね」と闇に葬るケースです。
一度、その仕事なり何なりの「つまらんこと」を分解するんです。因数分解じゃないです。”素”因数分解です。
自然数にまで分解してはじめて、因数分解の荒さでは気づけない「おお、なんや、根底にあるもんは一緒じゃん」と気づくことがあるかもしれません。いや、あるでしょう。
素数のことを英語では「Prime number」と呼ぶそうです。
Primeとは「主要な」「最も重要な」という意味を持ちます。
自分も相手も「楽しくない」と思うものに、「最も重要な『何か』」が隠れとんかな~と思った、日曜日の朝。
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